WechatPayを、中国国内で使ってみた!

中国において、最も頭を悩ますのは決済手段だ。

特にこのコロナ渦において、中国では非現金決済が主流となり、と言ってもVISAやMASTERなどの国際カードは読み取り機の問題で使えるところが限られているのは昔から。(中国国内でメジャーな「銀聯カード」と、国際カードでは読み取り機が異なる)

となれば、WeChatPay(日本で言うところの「PayPay」みたいなもの)の使用を試みるしかないのだが、これも外国人にはなかなかハードルが高いのだ。

以前は、中国国内に銀行口座が無ければ使用が出来なかった。

WeChat Payが、外国人にも使いやすくなった?

以前は、中国国内に銀行口座が無ければ使用が出来なかった。

正確に言えば、WeChatPayを使っている知人に現金を渡し、その金額分をWeChatPayで手持ちのアカウント宛に「送金」して貰い、いわゆる「チャージ」をした形での使用は出来なくは無いのだが、やはりこの方法は不便且つ、現実的ではない。

そう思っていたら、2023年7月にWeChatPayに国際カード(中国国外で発行されたVISAやMASTER)での紐づけが可能になったとの事。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/07/06fe7d7df33e7117.html

決済金額に上限こそ有るものの、それこそ「爆買い」などをしない限りの普段使いには十分な枠が有り、これにより中国国内での決済に関して利便性が大きく向上したと言えよう。

手持ちのクレジットカードと連携

「VISA」編での説明通り、何度も手続きに失敗した結果、決済手段が便利になった段階での渡航が狙える環境になったわけだ。

VISA取得の手続きと同時進行で、WeChatPayと手持ちのクレジットカードとの連携を試みた。

詳しい方法は他のサイトに分かりやすく解説して有るので、以下のリンクを参照して欲しい。

shenzhen-fan.com 深圳ファン.com掲載記事(深圳&南中国の情報サイトとしては出色の内容)

上記の解説通り手続きを進め、何の問題もなく連携登録が完了。

後は、2024年1月末の現地渡航を待つのみとなった。

いよいよ、現地で「WeChat Pay」を使ってみるも…

1月21日、香港空港経由でフェリーに乗り深圳蛇口港へ到着。

タクシーに乗り、ホテルへ向かう。

先ずはこの支払いをWeChat Payで済ませたいところだ。

とは言え、ここは中国。何が有ってもおかしくない。なので、一応現金を500元程度、WeChat Payのチャージに約300元程度の確保をして有った。

15分ほどのドライブのあと、目的地のホテルへ。

運転手に「ウェイシンジーフー(WeChat Payの事)」と伝え、支払い用のQRコードを差し出して貰う。

手順通り、1.WeChatの中からWeChat Payの画面を表示させる 2.QRコードをスキャンする 3.支払金額を入力して支払いをタップする と進めてみた。

が、最後の支払いの画面でいくつかのnoticeが表示され、要約すると「最終アクティベーションに必要ないくつかの個人情報が不足している」との事。

運転手を待たせるのも悪いので、ここは手持ちの現金で支払を済ませておいた。(注: もはや現金を使わない世の中になった中国では、現金での決済の場合にはお釣りが無い事を想定しておき、お釣りが無いと言われたら素直にあきらめるべし。)

さて、夕方。

深圳の友人との夕食の為にホテルのロビーで待ち合わせ。4人での食事となったが、中には最後の中国渡航となった2017年以来約7年ぶりの再会となった人も居て大いに楽しい時間を過ごせた。

とここでも当然支払いが発生する。

先ほどのタクシーでの支払いの事も有るが、今回は上手く行く事も有り得る(中国では大いに有り得る話し)ので、再度WeChat Payでトライ。

しかし、敢え無く同じパターンで支払いを拒絶されてしまい、仕方なく友人に払って貰う事に。

先ほどは、支払い画面の次に出て来たnoticeとその処理方法を良く確認する時間が無かったのだが、今回はその内容をじっくりと読んでみた。

曰く、

  • 個人情報の登録が足りない
  • 先ず、パスポートの顔写真が掲載されている画像をアップロードすること(確かに、日でクレジットカードを紐づけた時にはやっていなかった。)
  • 住所を細部まで登録する事(この部分は、クレジットカード登録の際にやっていたかどうかは定かではない)
  • 全ての内容をアップロードすると、2-3日後にアクティベーションが完了する

との内容。

2-3日後かよ、と短い滞在日程を考慮すると思わないでも無いが、こればかりは致し方が無い。

指示通りの手続きを終えて、おとなしくその処理を待つことにした。

(なお、入力した内容の中に幾つか不備な点が有った様な気がするが、そのままで申請を受理されたので、詳細は記憶していない。)

翌日22日は終日仕事の為に、WeChat Pay並びに自分自身で決済の必要も無かった。

尚、ホテルでの決済には問題なく国際クレジットカードの使用は可能である。

(デパートや商店、レストランでは使用不可の可能性が高いと思うべし。)

翌々日23日早朝から25日夕方までは東莞に滞在して終日仕事の為に同じく決済が必要な場面が無くWeChat Payが使用可能かどうかは依然不明。

最終日の夜

25日の夕方、深圳に戻り再び現地の友人たちと会食。

この会食場所へ向かう際にタクシーを使用したのだが、ここでWeChat Payのチャージ金額による支払いを試みて成功した。どうやら、21日に実施した申請内容が受理された様子である。

さて会食の支払い時に、再度WeChat Pay+クレジットカード紐づけによる決済を試みた。

が何故か、決済不可能。

理由が分からない…

仕方が無いので、また友人に支払いを頼み自席に戻るとスマホにSMSが受信していた。

内容を確認すると、WeChatPayに紐づけしたクレジットカード会社からのもので、どうやら先ほどの決済に関する確認の様だ。

クレジットカード会社のmy pageへアクセスして、その内容を確かめてみると

「先ほど、○○○○円の決済を要求されましたが、あなた自身の操作に間違い有りませんか」

との問いかけであった。

これに対して「YES」と返答をするものの、該当の決済が行われる事は無かった。

だが、この確認が入ると言う事は少なくとも、WeChatPayに紐づけたクレジットカードでの決済を行おうとしたわけで、イコールで21日に申請した内容に問題が無かった事の証でも有る。

その後、2件目へ移動。

ここでの支払い時に再再度WeChatPayをトライ。

なんと、ようやく無事に決済を完了する事に成功した。

ここまでの流れをまとめると

決済拒絶その1

個人情報の登録内容不足(パスポートの写真など)からのアクティベーション待ち

決済拒絶その2

クレジットカードによるリコンファーム手続き

が必要だった様だ。

意外と忘れがちな一手間

尚、上記に加えて、ここを忘れないで欲しい。日本を発つ前に必要な手続きにクレジットカード会社への連絡が有る。

セキュリティの観点から、中国での(或いは他の国でもそうかもしれない)クレジットカード使用時にはエラーが起きやすいことが有るので、事前に滞在期間を伝えておくのだ。

そうすると、「セキュリティレベルを下げますね」と返答をしてくれる。(=くれた。)

これらの事を経てようやく中国大陸での決済に目途が立ったのは、帰国前日の夜だった。

そして、次回の来訪時に上手く行くかどうかは

やってみなきゃわからない

である。

投稿者: スタジオスモーキー カルロス

2013年12月から開始したポッドキャスト番組「スタジオスモーキー」のブログです。 音声では伝えきれないコンテンツを公開して行きます。

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