タイガーマスクWは、佐山の幻影を消し去る事が出来るのか?

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2012年に「KING OF PRO-WRESTLING」と改称、開催されて来た新日本の秋のビッグマッチ両国大会。出されるカードの割には、例年観客動員が苦しい傾向にある。今年はメインにオカダvs丸藤と言う好勝負必至のカードを持って来たものの果たして、と言う感じではあった。

両国駅を越えて伸びる行列

15:30に、テレビアニメ「タイガーマスクW」放送記念スペシャルマッチとして行われるタイガーマスクW vs レッドデビルマスク戦(この段階では「シャレ」の範疇と考えていた)、を観る為には15:15分頃駅に着けば楽勝だろうと考えていた。

ところが、駅に着き国技館に向かうと物凄い行列が!その列は両国駅をはるかに越えて両国ビューホテルまで続いていたのには驚いた。さすがに升席を2人掛けでなくて、G1決勝と同じ4人掛けとしているだけの事はある。しかし、こんな行列はG1の決勝を含めて記憶に無いほどだ。

飯伏がタイガーマスクWに!

さて気になるタイガーマスクWの中身だが、試合前は海外遠征中の若手が一時帰国して勤めるものと考えていた。しかし登場してきたその姿を見た瞬間、「うわ〜〜〜〜」と叫ばずには居られなかった。間違いなく飯伏ではないか!!

この瞬間、数々の「妄想」が頭の中を駆け巡った。

そうか、この為の新日本&DDT両団体からの退団であり、WWEとの契約もしなかったり、或いはこのタイミングでのアニメ「タイガーマスクW」の放映開始なのだ、と!

みんな「佐山聡の幻影」を追い続けた!

初代タイガーマスクこと、佐山聡が起こした「タイガーマスクブーム」。佐山がプロレス界を離れていた時期に三沢タイガー、金本タイガー、四虎など、次々と次代のタイガーマスクが登場したが何れも佐山を超える事は出来ずに居た。また、その他のレスラーも初代タイガーマスク以降はその影響を少なからず受けていながらも、これも佐山が残したインパクトを超えられなかった。言わば、初代が引退(=新日本を退団)して以来、レスラー&ファンは少なからず「佐山の幻影」を追いかけていたと言えると思うのだ。これは幸福な事であると同時に最大の不幸な事でもあった。

飯伏こそが、その幻影を払拭出来る唯一無二の存在!

そんな中、彗星の如く現れたのが「ゴールデンスター」飯伏である。類い稀な運動神経に、キックボクシングのバックボーン、更には、ホウキどころかダッチワイフとでも好勝負を演じてしまうプロレス頭の持ち主である飯伏。新日本とDDT、両団体所属と言う前代未聞の契約形態を結んでいた事からもその特異性が理解出来よう。

しかし、そんな手段を持ってしても飯伏がその才能を持て余している様に思えてならなかった。中邑とどれだけギリギリの、命を削る様な勝負を見せても、ケニー・オメガとレスリングの域を遥かに超える様なファイトを観せても、どこか全てを出し切った様には思えなかったのだ。

プロレス界の枠には収まり切れない、誰もが使い切れない特異な才能を持つのが飯伏であり、そのまま、ただただ、いつか来る「終わりの日」を迎えるしかないのか、と時には切ない気持ちになったものだ。

しかし、今回のタイガーマスクWに扮して登場した飯伏を観て、その可能性を、これならば活かしきれるはずだ!と確信してしまった。そして、そのプロセスでオールドファンは「佐山の幻想」を消し去り、子供たちやビギナーはアニメとの相乗効果で新たな「幻想」を抱く存在になり得るのではないか、と!

最も厄介な課題、「佐山越え」

先にも述べた様に、初代タイガーマスクが姿を消して以来、その後を継ぐ者達に限らず、多くのレスラー達がその影響を受けて来た様に思う。そして、佐山が持つ圧倒的な才能の前に、ファンが持つ「佐山=初代タイガーマスクの記憶」を消す事が出来なかった。

しかし、「規格外」と言って良い飯伏に取ってこれくらい胸が躍る課題は無いのではないか?これこそが、飯伏がプロレスラーを続けて行く大きなモチベーションに成り得るのではないか、と思う。

次の展開予想、11.5大阪府立「時限爆弾」

ここまで書き連ねながらも、何の事は無い、この両国のみのワンマッチ企画でした!などと言うズッコケた結末の可能性を拭いきれないのだが(苦笑)、それはそれとして引き続き大いに妄想を膨らませてみたい!

兼ねてより予告されていた、次のビッグマッチ11.5大阪府立体育館で行われる『POWER STRUGGLE』。その名の通り、何かしらの「権力闘争」が起こりそうな気がするのだが、そのヒントが「時限爆弾」なのだと予想する。

古から、プロレス界における「サプライズ」とは

  1. 他団体からの大物参戦
  2. Uターン(かつてのUWFの様な)
  3. 期待の若手が凱旋帰国
  4. 意外な裏切りによる抗争開始

に分類されるとみて良い。

今回の11.5大阪における各項目の可能性を考えてみると

・他団体からの大物参戦 – これに相応しい未参戦の大物が居ない

・Uターン – 鈴木軍が噂されるが、「時限爆弾」と言うほどのインパクトは無い。またWWE転出組のワンマッチ復帰では長期的な展望が組みにくいので「時限爆弾」とまではいかない

・凱旋帰国 – カマイタチ、小松、田中などが居るが同じく「時限爆弾」と言うほどでは無い

また、WWEとの提携や国内団体の吸収などはどちらかと言うとレスリングポリティクスの世界であり、わざわざ予告してどうのこうの、と言う意味は薄い。また、同様に大会場、例えば、京セラドーム大会開催などの発表をするにしても、予告してやるよりもそれこそサプライズ発表の方がインパクトが有る。

となると、「裏切りによる抗争開始」と言うのが最も「時限爆弾」っぽいし、『POWER STRUGGLE』と言う大会名にも沿うものと思われる。

今、最もインパクトが有る「裏切り」とは?

今の新日本マットにおける主なユニットは、CHAOS、バレットクラブ、本体、となる。この中で最も「ユニット感」が強いのは日本人がメンバーの多くを占めるCHAOSであろう。となれば、CHAOS内で何らかの変動を起こせばインパクトが大きい、とも言える。

そして、その中で最も「絆」を感じさせるチームとは….

ずばり、今回の「時限爆弾」とは外道と予想する!そして裏切る相手はもちろん、オカダ・カズチカだ!!そしてここには当然、タイガーマスクW(飯伏)が絡むし、そうなると、ケニー・オメガの存在も絡んでくるであろう!

止まらない妄想、外道が….

ここ最近のビッグマッチの締めはオカダ自身がマイクで行う事が多くなった。言わば、外道が一歩引いてオカダの「自立」を促して居る様なイメージだ。ここに、外道が何かしらの不満を覚えていても不思議では無い。

またドームでのIWGPヘビー級王座への挑戦権を獲得したケニーが、ここ最近オカダに対して吐き続けている言葉「お前は所詮オフィスに守られた作り物」的な発言も大いに気になる。何故ならば、今のオカダをプロデユースしたのは他でもない外道であるからだ。

ここで外道さん(敢えて「さん」付で)が「オカダ、お前を超える新たな才能を発見したぜ!」と叫び、隣に居るオカダの面前にタイガーマスクW(飯伏)を呼び込み、「オカダ、お前とはもうオサラバだ!」とまさかの裏切りを見せるとすれば….

そして得意の決め台詞、「オカダ、何故だか分かるか?レェェェェヴレルが違うんだよ、この野郎!!!」とタイガーマスクW(飯伏)と握手を見せる!

そして、そこに飯伏の永遠のライバルであり同志とも言えるケニー・オメガの姿も有れば、これはもの凄いインパクトが有る「時限爆弾」に成り得るだろう!

状況が変われば新たな可能性も!飯伏vsケニー

オカダに何か足りないものを挙げるとすれば、やはり、それは「苦悩から立ち上がって来た姿」を未だファンに見せて居ない事であろう。以前のエントリーにも、その様な内容の記事を書いた事がある。

http://studiosmoky-sport.seesaa.net/article/413882491.html

昨夜の丸藤戦を観るまでもなく、その試合運びは正に王者のそれと言えるのだが、真のスーパースターになる為には何かひとつファンが強く思い入れを持てる「事件」が欲しいところ。これが出来て初めて「ツクリモノ感」が消えて行くのだと思うのだ。またその為には強力な「ライバル」が必要である事はプロレス界の歴史を振り返るまでも無い事でもある。

これまでオカダは、棚橋、中邑、AJと言った先輩格のレスラーと勝ち負けを繰り返す事でその価値を高めて来た。しかし、最大の欠点もそこから来ている、とも言えよう。要するに、「同世代の強力なライバル」が不在なのである。

と言うと、内藤は?の声が出そうだが「ライバル」とは自身がジェラシーを感じる相手であり、それは即ちオカダに取っては内藤では無く飯伏の方が該当するのではと思うのだ。これはオカダに限らず全レスラーが飯伏に対して一種のジェラシーを感じているのではないか、とさえ思う、それくらい圧倒的な才能を持っているのが飯伏だからだ。

片や、ケニー・オメガ。ケニーと飯伏の関係は伝説となったDDT武道館での試合で行きつくところまで行きついた感がある。あれ以上を望むのであれば、どちらかに死を強要する様なモノ、と言う見方さえ成り立つと思う。だが、マスクを被りタイガーマスクになった飯伏と、ヒールになったケニーとであれば、これまでとは違うストーリーを描けるのではないか、と思うのだ。

結局は、全てはオカダの為…?

オカダ、タイガーマスクW(飯伏)with外道、ケニー・オメガの三つ巴による抗争が2017年の新日本マットのメインテーマである、と当ブログでは予想する。当然、タイガーマスクWは何らかの形で1.4東京ドームに、ひょっとするとメインのIWGPヘビー級選手権試合オカダvsケニーの一戦に絡んで来る可能性も捨てきれない。

飯伏とケニーは、その両者のファイトスタイルから今がピークであろう。あれだけのハードバンプを繰り返し、リスクの高い飛び技を繰り出していれば、いつ致命的なダメージを受けても不思議では無い。逆に言えば、二人の旬は正に今しかない、のである。

そして、その抗争の果てに見えるものは…

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